橋本教会


 

新型コロナウィルス感染拡大の状況下にある
橋本教会の集会の考え方について

 

◇ 教会とは

 

教会とは、主なる神によって招き導かれ、主を礼拝するために集められた群れのことです。

従って、私たちは、自ら礼拝しようと来られる方のある限りそこで礼拝が守られ続けると考えており、教会は主なる神に心を向けようとする全ての方々にいつも開かれていなければならないと考えています。

特に新型コロナウィルスの問題で大きな不安の中にあるこの時にこそ、私たちは「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」とあるように、確かな神の言葉を求め、またその言葉によって養われ、この不安の中で、確かに主なる神がおられるとの信頼の内に、生きる勇気と希望とを与えられたいと願っています。

 

◇ 感染拡大を防止するための対策

 

しかし、この新型コロナウィルスの感染が拡大する中、感染拡大を防止する観点から、できる限りの対策を取る必要があります。私たちの教会では以下のことに取り組んでいます。

 

(1)    主日礼拝

私たちはできる限り主日礼拝を守り続けたく思いますが、以下のことに留意し、「三密」になることを可能な限り防ぎます。

 

・礼拝堂のスペースを拡げ、椅子と椅子の間隔を通常よりも拡げ、さらに前後で人が重ならないようジグザグに座ることをお願いしています。それによって、人と人の間隔を空けて「密」の状態にならないように注意いたします。

・礼拝の前後、さらに礼拝中に一定時間毎に窓を全開にし、頻繁に換気をいたします。

・礼拝堂に入る前に石鹸での手洗いと、よく水を切ってからのアルコール除菌、さらに礼拝中のマスク着用をお願いしています。

・ドアのノブなど人がよく触れる箇所は頻繁に除菌いたします。

・礼拝後の交わりや集会を最小限にして密な状況が生まれることを極力防ぎ、飛沫感染、接触感染が起こらないように注意します

・聖餐は礼拝の重要な要素ですので、可能な限り定期的に祝いたく思いますが、その準備と司式・配餐方法を検討して特に注意深く行い、飛沫が入ることのないように、またパンや杯の間隔を空けるなど他者の手が触れることのないように、できる限りの注意を払います。(但し、受洗しておられる方でも、必ず取らなければならないものではありません。少しでも不安のある場合には、お取りにならずに、心の内に主の恵みを味わっていただければと思います。)

 

(現時点では、広い礼拝堂のスペースに僅かの方が出席される状況ですが、万一人数が多くなるなどの場合には、礼拝を複数回にして少人数ずつの分散出席、礼拝の短縮等のさらなる対策を取る予定です。)

 

(2) 祈祷会など平日の集会の一部

定められた時間に教会の扉を開け、このような時であるからこそ祈りたいと来られる方が一人・二人でもあれば、そこで聖書の御言葉に聞き、共に祈る時が持たれます。但し、以下の対策を取ります。

 

・席の間隔を大きく拡げて1.5-2m以上離れた上で、換気を十分に行います

・会を必要な要素に絞って通常よりも短縮いたします。

 

※礼拝後の集会、平日の集会については、現在の出席状況等を勘案した上で、感染症の状況を考慮してその都度判断しています。集会の有無についてはホームページでご確認ください。

 

◇ 感染することと感染させることを防ぐために

 

しかし、礼拝等に集まることは、どれだけ対策をしても感染のリスクが全くないわけではなく、一歩家の外に出れば感染のリスクがあり、教会でもそのリスクをゼロにすることはできません。また、特に公共交通機関を使ってお出でになられる方は、その移動による感染リスクも考慮しなければなりません。

そこで、教会での礼拝等をインターネットで同時中継(及び録画配信)することにより、その礼拝等をご自宅で視聴し、ご一緒に心を同じ主なる神に向けることができるようにしています。特に感染が拡大している中にあっては、決して無理をして出席されることのないようにお願いいたします。

特に、基礎疾患のある方ご高齢の方などリスクの高い方は決して無理をしないでいただきたいと思いますし、公共交通機関を使われる方も特に緊急事態宣言が発令され、外出自粛が要請されている中では、出席を控えてご自宅で主なる神に心を向けることも是非ご検討いただければと思います。

なお、咳や発熱の症状があるなど体調不良の方、無症状でも感染の可能性がある方は、他者を感染させてしまわないためにも、集会へのご出席をお控えくださいますようにお願いをいたします。

 

◇ 礼拝等にお出でになれない方々への対応

 

インターネットでの視聴ができない方には、定期的に礼拝説教の要約やCD等をお送りすることができます。また、牧師・伝道師が電話でお話しすることもできますので、ご連絡いただければと思います。

 

私たちは、主なる神を礼拝するために集められた群れですが、主に心を向け、主の御名を誉め讃える方法はいろいろとあります。

もちろん、一つ所に集まって礼拝することが本来何よりも重要ですが、集うことができない状況の時にも、その場で礼拝を視聴し心を合わせることもできますし、またご自宅で聖書を読んで主なる神の言葉に聞き、祈ることもできます。

牧師・伝道師は、その多様な信仰のあり方をお助けしたいとも願っていますので、何かお助けできることがあれば、遠慮なくお申し出ください。

 

 

この事態への対処と終息のために尽力されている方々の上に主の守りと支えとが豊かにありますようにお祈りいたしつつ、この事態が主のご支配の下で一日も早く終息へと導かれ、皆が再び安心して集うことができるようになることを、切に祈り願いたいと思います。

 

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